てきとうなメモ

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ruby-modeのインデント

(setq ruby-deep-indent-paren-style nil)

とすると下記のようにインデントできます。

SuperLongClassName.super_long_name_method(
  hoge: 'fuga',
  foo: 'bar',
  baka: 'aho'
  )

おお!すばらしい…かと思ったら閉じ括弧が微妙ですね。ぐぐったらこんな設定を見つけました。

リンク先の通りなんだけども、何やっているのかメモっとく

;; defadviceで既存のインデント関数ruby-indent-lineに対する追加処理を定義する
;; after -> 既存の関数の処理の後に実行される
;; unindent-closing-paren -> このアドバイスの名前
;; activate -> このアドバイスがすぐに有効になる
(defadvice ruby-indent-line (after unindent-closing-paren activate)
  (let ((column (current-column))
        indent offset)
    (save-excursion
      ;; ポイント(カーソル)をインデントの位置に移動する
      (back-to-indentation)
      ;; syntax-ppssはparserの状態を表すリストを返す
      ;; 1番目の要素は括弧の深さ、2番目の要素は一番内側の開始括弧の位置を表す
      (let ((state (syntax-ppss)))
        ;; ポイントの初期状態とインデントの位置との差をoffsetとする
        (setq offset (- column (current-column)))
        ;; ポイントの位置の文字が')'で括弧の中にある場合
        (when (and (eq (char-after) ?\))
                   (not (zerop (car state))))
          ;; 一番内側の'('に移動
          (goto-char (cadr state))
          ;; インデント幅を取得
          (setq indent (current-indentation)))))
    (when indent
      ;; インデントする
      (indent-line-to indent)
      ;; オフセットが存在する場合、その分だけポイントを移動する
      ;; つまり、インデント修正後のポイントのあるべき場所に戻る
      (when (> offset 0) (forward-char offset)))))

つまり、関数呼び出しの閉じ括弧がある行の場合、開始括弧の位置のインデント幅を取得して、同じ幅だけインデントしているということか