長男:「デシリットル使う? 見たことある?」
父親:「ウーン、ないな。君よりはるかに長く生きてるけど、小学校の教科書以外で見たことないわ」
あ〜、確かに見たことないな。
ぐぐってみると、園芸関係で種の容量とか、医学関係で血糖値とか使われるらしい。あと、Wikipedia情報によると、スイスやスカンジナビア半島では料理の材料の量に良く使われるらしい。
decilitres are common in Switzerland and Scandinavia and sometimes found in cookbooks;
Litre - Wikipedia, the free encyclopedia
算数教育に使われるのはやはり身近な体積なんで利用しやすいんじゃないのかな。コップ1杯が2dlぐらいだし。
教育指導要領によると、デシリットルは2年生で習うとなっている。
第2学年では,長さや体積について,多くの人が共通に利用する普遍単位の意味と,普遍単位を用いた測定を指導する。長さの単位としては,ミリメートル(mm),センチメートル(cm),メートル(m)を指導し,体積の単位としては,ミリリットル(ml),デシリットル(dl),リットル(l)を指導する。
小学校学習指導要領解説 算数編
普遍単位の容器を利用して他の容器の体積を測定するという作業を2年生の頭で考える時に、1dlを単位に測った方が1mlを単位にするよりかやりやすいのだろう。