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てきとうなメモ

本の感想とか技術メモとか

進撃の巨人実写版観てきた

思っていたよりも悪くなかった。ネットの前評判見ていたので、10点ぐらいかなと思って見に行ったら40点ぐらいはあった。40点なので後編は観ないけど。


以下ネタバレ含む


いろんな人が指摘しているミカサを寝取られる→エレン発狂→巨人集まるという流れは、馬鹿だなあと思ったがそれまでに散々馬鹿やっていていて耐性がついていたのか、耐えられないほどではなかった。演出はひどかったけどね。林檎とか落ちてくる羽根とかシキシマのセリフとか背筋がゾクッとした。

他の部分でもセリフ回しが痛い。シキシマやソウダにカッコいいこと言わせようとしてスベっているし、ギャグ要員のサシャやハンジもスベっている感がある。漫画からそのまま持ってきた部分で笑わせようとしていて、笑わせようとするタイミングが読めてしまう。ハンジの演技は悪くないのだけども、オーバーリアクションかな。原作キャラがそうなのでしょうがないけど。

オリジナルキャラのサンナギはどうなんだろ。素手で巨人投げたりするので世界観壊れるのだが。ギャグ要員ですぐ食われるのかと思っていたら生き残ってしまったし。

巨人の造形は、顔が普通の人間そのままになっているのが気持ち悪く、超大型巨人や巨人のエレンのように人間っぽく見せない方が原作に近くて好きかな。ただ、原作より気持ち悪さは表現できている。

立体機動のアクションはまあまあ良かった。さすがにスパイダーマンと比べると見劣りするけど。動きそのものよりも画面が暗いのとカメラワークの問題でイマイチ何をやっているのかわかりづらかったが。クライマックスの巨人同士のアクションは迫力があって良い出来だった。これまでボロボロにやられるだけだったので、カタルシスがあって一番良い場面だったかな。

少なくとも前編に関して言うと、ホラー、パニック映画として巨人の気持ち悪さ、巨人に勝てないという絶望感を味わいつつ、最後にちょっと巨人になってカタルシスを感じるというもので、原作の少年少女の青春映画要素やサスペンス要素は味わえないし、ギャグやカッコよさも期待しない方が良い。

スパイダーマンみたいな一応ストーリーのあるアクション映画としてみると痛い目に会うけど、ゾンビ映画とか怪獣映画っぽい感じでみると意外と見どころあって楽しめるんではないかな。それを進撃の巨人でやるなよと言われればそれまでだが。

前後編なので、後編の方に原作の他の要素をまとめて入れているという可能性は否定できない。ミカサは少しぐらいエレンを気にかけ始めているし、巨人ではなく王政府側にも問題があるという伏線は張られている。王政府との戦いを全部やるには尺が足りないけど。